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Island Yossy バリ島旅行情報 バリ島旅行記

バリ島 旅行記 2008年11月 <ページ11>

12月01日 帰国後

まあ あっという間の1ヶ月でした。
途中で一時体調を悪くしたものの大事には至らず 何とか無事に帰国しました。
ガルーダの重量制限が厳しくなっているのはブログで書きました
陶器や塩といった重いものをお土産に買い込むとひどい目にあうかもしれないのでご注意を

今回の渡バリの目的は いろいろとあるものの
一番の目的は バリ島で何か仕事はあるのか? 探しにいく旅でした。
結論から言うと...ある。しかしリスクもある。ということになるのでしょう。

今回はアパートメントで暮らしたので、いろいろと新しい出会いもありました。
リタイヤ・ビザを取り自分が暮らす用とビジネスとしてアパートメントを建てられている人...
スパの勉強のためソシアル・ビザで2ヶ月間バリで勉強される女性...
フリーのカメラマンでバリ島を数年間取り続けているアメリカ人男性...
その他にもいますが 同じアパートに同居されている方々ですね。

それぞれの思いで バリ島に渡り バリ島で暮らす人は大勢いるわけです。
ある人は数日で音をあげ帰国し、ある人は10数年バリで暮らすようになる...
ある人は成功し、ある人は騙されたり失敗してバリ島を後にする...
まあ こんなことを書いても仕方がない、それぞれの覚悟で海外に渡っているわけだからね。

とりあえずは現状で知り得たことのご報告、少しでも参考になればと思います。

まずはビザ。
ご存知のように 観光で入国するには30日までの到着ビザがある。
(60日に延長されるという噂があるが あまり当てにはできませんな)
建前上は、到着ビザでは仕事をしてはいけないのだが これで仕事をしている人は大勢いる。
(お店まで借りてショップをやっている人もいる 名義とかどうしているんだろう?)
数ヶ月以上 バリに滞在したい人はどうするか?
一度シンガポールなど海外に出て またバリ島に戻って30日の到着ビザを買う。これを繰り返す。
シンガポールへ往復2万円くらいの格安チケットがあるので これを利用している人が多い。
空港内で (海外に出たようにして) 再ビザ取得をやってくれる業者?もいるのだが
やはり これは違法で、かなり検挙されているらしいので やめておいた方がよさそうだ。

ソシアル・ビザという言語や舞踊など何らかの習得を目的とする人のためのビザがある。
ただし こちらも仕事をしてはいけない。
スパなど学校へ申し込めば比較的簡単に取得できるビザだが
(これも悪用する人が多かったためだろう) 最近では取得するのは難しいのだそうだ。

残るはビジネス・ビザ。インドネシアで正規に仕事をするための方法の一つ。
インドネシア内の会社に就職するか、知り合いに頼んでビザを取ってもらうかになるわけだ。
ただしビジネス・ビザは (その会社が) 毎月USドル100を国に支払わないといけないし
小さな会社などでは資格もないらしくビジネス・ビザを取ることはできない。
(外国人を雇うくらいの会社なら それなりの審査も必要だということらしい)
バリ島の会社に就職して、途中で辞ーめたって投げ出す人も少なくないわけだが
現地会社も 厄介な申請をパスして 毎月100ドルも払っているわけだから
それなりの覚悟を持って 仕事に就かないといけませんね。

次にアパートメントなど住むところ。
今回耳にした中での最安値は クタの1ヶ月50万ルピア。
(エアコンなし、水シャワー、狭いワンルーム)
設備に文句をつけないなら100万ルピア内ならあるし、ウブドならもっといっぱいある。
今回 ホテルにお勤めの日本人の人何人かにお話を聞いたところ
だいたい400万ルピア前後とのこと。 (大きなホテルに勤めている人ばかりだからちょっと高め)
このクラスならエアコン、ホット・シャワー付で、バスタブも付いている所もある。
電気・水道代込みで、お部屋の掃除 (ベッド・メイキングも)をしてくれる所も多い。
もっと上 (プール付とかね) を言うのなら 上は際限なくあるだろうが
800万ルピアも出せば プール付でも十分に見つかると思う。
いずれも1ヶ月の料金なので
6ヶ月、1年、2年と長くなればなるほどディスカウントがある。(ただし一括払いね)

次に食費。
ワルンや屋台でバクソやナシ・チャンプルが5000ルピアくらいで食べられる。
もちろんローカルの現地の人が食べるレベルでの食事代。
バビ・グリンなど 「今日はリッチな食事だな」 というのが1万ルピア以内で十分食べられる。
もちろん、食事代も上はいくらでもあるけどね。

タバコも吸うし、ビールも飲む。あまりローカルな所では食べない私ですが
ラッキー・ストライク 1箱7000ルピア 一日2箱でも14,000ルピア
ビンタン1缶7000ルピア 一日3本でも21,000ルピア
一食3万ルピアかけたとしても 一日3食 9万ルピア
合計 12万5000ルピア、 現在のレート1円=130ルピアなら 1000円を切ってしまう。
1ヶ月 3万円弱ってところですね。

それと移動手段。
徒歩でオフィスなどに行ければいいが、ほとんどの場合 自動車かバイクが必要だろう。
新車で買う場合、自動車は日本の価格とあまり変わらない。バイクは少し安め。
中古車は、20年も30年も経っているポンコツが (日本なら処分料が必要なものでも)
平気で 30Jutaや40Juta の値がついている。 (Juta=100万)
100ccくらいのスクーターなら 11~12Jutaくらいで新車が買える。

生活するのに必要なのはこれくらいかな...
あとは これくらい必要な経費に対して どれくらい稼ぎ出せるか...ですね。

人それぞれ 思うことはあるだろうから
思いつきレベルで申し訳ないけれど 「これをやれば儲かるのでは?」 と感じたことを書いてみます。
まず、理容師さんや美容師さん。特に短い髪のカットは下手な人が多い。
「誰か上手にカットしてくれる人はいないかな?」 と (リゾートに行っている時でも) 思う。
ただ インドネシアではサロンに関して外国人の就労は許可されていない。
内緒でやっている人はいるし、腕のある人ならニーズはある業種だと思います。
また、家やインテリア、内装、花、カラー、着物、ネイルなどなど
コーディネーターに関わる業種もセンスがある人なら稼げるでしょうね。

それに (これを考える人が多いだろうと思う) 何かのショップを持つこと。
実は私もショップを持つことも考えている。
これから日本人観光客は減っていくだろうけれど バリ島を訪れる旅行者は減らないだろう。
何かを販売するお店を持つことが いいのかもしれない。
バリ島は2度のボムを乗り越えているし (また何かが起こっても) おそらく乗り切れるだろう。
ただし、これにも条件というかリスクがある。
何かを仕入れてきて販売する商売ならあまり問題もないが
バッグとか服とか 材料を仕入れて製造に関わることになると
とにかく根気というか不屈の精神というか 忍耐を必要とする。(経験者はよくご存知だろう)
それと 家賃の問題。
通常 2~3年の賃貸でお店を借りるが
更新のたびに (倍とは言わないが) かなりの値上がりがあるのだそうな。
レギャンあたりの街を歩けばすぐわかると思うけれど かなりの空き店舗が目立つ。
(みんな値上げに反発して郊外へと出ているらしい)
うまく良い立地で適当な家賃で借りることができれば ショップも面白いのではないかと思います。
(まだまだスタッフの問題とかいろいろあるんだけどね)

ついつい長々と書いてしまいましたが
まあ今回の旅のまとめ? といったところです。
この内容は もう旅行記じゃあないよな...

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