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Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2007年08月02日

日記 電車での出来事

週に1回くらいだけど 仕事で電車を利用しています
15分くらいなんだけど たまには電車もいいものです


「田舎の電車」ならではの機能というか
電車のドアの内と外に開閉ボタンが付いてましてドアを開けたり閉じたりすることができます
客が勝手にドアを操作できるわけですが 365日いつでも使えるのではなくて夏の暑いときと冬の寒いとき 期間限定?なわけです


まあ 夏の暑いときや冬の寒いとき ドアが開いてるとエアコンが効かないわけで 「これは便利」というか ありがたい機能なのです
田舎の電車だから停車時間が長かったりするんですよ
いつも利用するのは1時間に2本出てる快速電車で 始発から終点まで5駅くらいしか停まらないのですが 他の車両に合わせているのか この車両にも開閉ボタンが付いてます
まあ 10分ほどの発車待ちにも便利な機能なんですけどね


いつものように座るのはドアすぐの補助イス
バネ仕掛けになっていて座らないと持ち上がるヤツですね


状況説明終わり ここからが本題...


とても暑い日だったので みなさんこの開閉ボタンを利用して開いてるドアが一つも無かった
後から乗車してくる人もボタンを押して乗り (暑いから)ボタンを押してドアを閉めている


私は(いつものように)ドアすぐの補助イスに座り
通路をはさんでホーム側の補助イスには大学生くらいの若い女性が座っていた


もう数分で発車かな って頃に
バンバン バンバン バンバン... 窓を叩く音が近づいてくる
何かな? と思い振り返ってホームを見てみると
20歳くらいの男性がドアを叩きながら走ってくる
6両編成 1両に3ケ所あるドアを全部叩きながら...
何か叫んでいるようだけど よく聞き取れない


私の横を走りすぎて ( バンバン バンバン が小さくなっていく )
先頭近くまで行ったのか また戻ってくる( バンバン バンバン が大きくなってくる )
ボタンでドアを開ける ってことを知らなかったんでしょう


男性が戻ってきたときに 隣の補助イスに座っていた女の子が立ち上がりボタンを押してドアを開けてあげた ...が パニくってる?のか 男性はドアが開いたことに気がつかず そのまま前の方に走っていく


やれやれ...って感じで女の子はドアを閉めて補助イスに戻る
(後ろ向きだったのがマズかったかな?)バネ仕掛けでイスが持ち上がってることに気づかずに座ったものだから ドスンと尻餅をついちゃった


そのうちに(みかねた?)車掌がドアを全部開けて しばらくして出発となりました
混んでなかったから 女の子の尻餅に気づいたのも私だけのようでした


この出来事の 教訓? は何だろう?
知らないと損をする(恥をかく)?
お節介は自分のためにならない?


良かれと思ってやったことで その人の機嫌を損ねたり (この女の子のように)自分がミスしちゃったりってことを経験しているもので
私は このバンバン男性にドアを開けてあげませんでした(車掌がどうにかするだろうと思ったし)
彼女も(私のように)もう二度とドアを開けてあげようとは思わないのかもしれない
こうやって他人に無関心な社会ができあがっていくのでしょう(ちょっと違うか?)


家に帰ってから思い出し笑いしちゃったけど
一昔前の喜劇やマンガみたいな出来事でした
(そのとき吹き出しちゃわないで良かったよ)


バンバン バンバン って音が
まるでスミニャックビーチの波の音のように
しばらく耳の奥に残ってました

日記 電車での出来事

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